交換留学の話3[冬休み]

こんにちは、最近気温の低空飛行が安定してきて寒いとも思わなくなってきましたこの頃です。

前回書いた時から随分と時が経ってしまいました。理由は単純に気が乗らなかったからです。


今はちょうど冬休み期間中。海外の大学は8月ー12月、1月ー5月というスケジュールで、今は完全に休みというわけです。アメリカの大学では冬休み期間中は寮が閉まり、学生はどこかへ追いやられてしまうのが多いみたいですが、私が住んでいる寮は冬休み中も滞在を許してくれています。おうち大好き人間(引きこもり)なので、せっかくの海外ですが、外出はハンバーガーを買いいくのみとなっています。それ以外にはアニメばかり見てます。

そんな私ですが、冬休み入ってすぐに友人が近くの湖に連れて行ってくれました。

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近くの湖

全面凍結していますね。この上も歩くことができます。もう少し強大な湖も近くにあって彼はそれを渡りたがっていましたが、湖のど真ん中に成人男性二人が氷ずけにされる絵柄がニュースになってしまったらアホくさいので、さすがに制止しました。

クリスマスには同居人が家のパーティに招待してくれました。部外者である私を迎え入れてくれて、美味しいものも食べさせてもらってくれて、思い出になりました。

それ以降は、他のルームメイトが全員帰ってしまって、元日は4人部屋を堪能していました。(快適)


さて、ここまでは良かったのですが、ある一人のルームメイトが帰ってきてからというもの奇行(?)を見せるようになり、かなりフラストレーションが溜まりに溜まりまくってしまっています。それが今この記事を書いている動機だったりもします。

彼をルームメイトKとしましょう。今住んでいるのは4人部屋で、二つのベットがある部屋が二つとリビングから成ります。トイレと風呂(ユニットバス)は二人で一つを共有しています。ラッキーなことに、寮に一番乗りで着いた私は、2番目についた現地のアメリカ人と同じ部屋を共有しています。Kとは別部屋です。基本的に私はコミュニケーションを取らないので、ルームメイトとは口を利きません。同居人とは週2、3回は会話イベントが発生するのですが、Kとは今まで2、3回しか話したことがありません。

彼に関する数少ない情報としては、彼がインド出身のアラブ育ちということと名前ぐらいです。外見もいかにもアラブ育ちだなっていう焼けた肌の色をして、右腕にはタトゥーが入っています。背も私より低いぐらいなので、大柄ではないです。

彼の変異の兆候は前の学期からありました。先ほども述べたようにこの部屋は2つの寝室とリビングからなります。時間が経つにつれKはリビングを植民地とし始め、唯一のテーブルと二人も座れるソファを彼のものとしました。テーブルには常にKの教科書やPCが常時置いてあり、ソファの傍らには彼専用のゴミ入れ(といっても紙袋にゴミを突っ込んでいるだけ)を設営していたのです。
しかしながら、勉強は自室や図書館で済んでいましたし、彼と会話イベントを発生してフラグを立てるのがごめんだったので特に何か言うことはしませんでした。

しかし、ハッピーニューイヤーを迎えた後、ふらっとKが帰ってきて、それから彼の奇行が目立つようになりました。
(そもそもKは、誰にもどこへ行くかも告げずにいつの間にか消えていたのだが)
奇行とは、1日のうち4時間近く(決まって10時から14時の間)トイレ・風呂を占領するようになりました。しかも、かなりの音量で音楽を流し、しばしば歌っています。(聞き間違えでなければ日本語の歌も歌ってた)これがかなり自分にストレスをかけていて、リビングには到底過ごせるレベルではありません。謎です、恐怖です。彼は一体何をしているんでしょうか。。。

さらに悪いことがもう一つあります。この4人部屋には洗濯機と乾燥機が一つずつ用意されており、それらはK側の部屋のトイレにあります。運悪く誰かが使っていて、待たされることは前期からありましたし、そのことに関しては慣れていました。
しかし、Kの奇行のせいで、最近は彼が長時間その部屋を治めている間、私は入ることができません。洗濯機は4人の共有物のはずなのに、それが存在する部屋はKのものと化しています。これが治外法権という奴でしょうか。

今この文章を書いているのは、その待ち時間、私がストレスに胃を悶えさせながら拘束されている時間を利用して書いています。動機というのは「怒り」です。



まとめとしては、寮生活は百害あって一利なし、ということです。
注意点としては、自分で注意すればじゃないか、という正論に関しては受け付けません。


1ヶ月近くある冬休みももうすぐ終わり、春学期がやってきます。来季はイキって難しい授業を多めに取ってしまったので、頑張らないとまずいかもしれないです。

では、、、